収納は「床下のトランク」へ
ここまで、居室の中に収納をつくる場合の工夫をご紹介してきましたが、それでも足りないという方や、面積の都合で収納が十分とれないという方にご紹介したいのが、「
床下」です。
おそらく、床下収納と聞くと床下にBOXがついている小容量のタイプを思い浮かべられる方が多いと思いますが、このタイプではないです。
今回ご紹介するのは、
床下の基礎空間そのものになります!つまり、ほぼ1階面積分の広さが確保できるということになります!
居住空間のじゃまにならない!
何より床下なので、普段の生活スペースはそのままにできることが大きなメリットと言えます。また、天井と違って階段を上り下りすることがないので、安全かつ手間いらずなところもオススメポイントです。
写真のように、普段は床の一部になっているので、あまり目立ちません。必要な時だけ蓋を外して荷物を出し入れするかたちです。
実際に床下収納を使っていらっしゃるお客様にお聞きしたところ、アウトドア用品(キャンプのテントや薪など)、スキー・スノーボード板、飲料水のペットボトルストック、季節もののお子様のビニールプールやクリスマスツリー、土鍋にホットプレートなどなど、本当に様々なものを入れていらっしゃるようです^^
床下収納に便利なグッズご紹介
入れる口は1ヶ所であることが多いので、収納する際は、滑車の付いた台車やBOXが便利です!
具体的には、こんな商品がおすすめです!(関連ページへリンク)
・無印良品:
縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車・無印良品 :
パイン材収納BOXキャスター付き・アイリスオーヤマ:
タフキャリーTFC-390・コメリ :
木製台車
たっぷり収納空間は、高性能基礎のおかげ
ご覧いただいたように、床下に様々なモノを収納できるのは、床下が部屋と同じ扱いになっている証拠です。先述した、基礎空間が部屋と同じ状態になるには、いくつか条件があります。
①基礎断熱であること
まず第一に、基礎断熱であることが挙げられます。日本家屋に多い基礎は、通気孔が設けられていて外と同じ状態になっていることが多いです。一方基礎断熱というのは、基礎から熱が中に入らないように閉じてあるため、外気の影響を受けにくいのが特徴です。
下の絵は断熱する場所の違いを表したもので、左側が床下断熱なので、基礎部分に通気口が空いていて、基礎部分は外と同じです。なので、冬場は外の冷たい空気が床下まで届いてしまい、底冷えの原因になります。
対して右側は、基礎断熱のため、外の空気が床下にも通じていません。つまり、床下が部屋と同じ状態になる、というわけです。
②グリッドポストを使った基礎
次に、基礎の構造の違いを説明します。一般的な基礎は、部屋の形に合わせてコンクリートの壁が立ち上がりますので、床下も区切られている状態です。そこに、配線や配管が通るので、荷物を置けるスペースは取りづらいです。
対してグリッドポストを配置するハイストロング工法は、立ち上がり壁がないので、広々として通気性もよく、配線配管以外に、収納スペースが確保できます!
③床下の空気は新鮮キレイ!
もう一つ、グリッドポストを使った基礎のメリットとして、第1種換気システム『澄家』との相性が良いということです。第1種換気システム『澄家』はダクト式で、床下に本体を置いて綺麗な空気を床下から各部屋に届けていきます。ということは、荷物を置く床下スペースも常に新鮮キレイな空気が流れているというわけです!
また、各部屋の排気はダクトを通って、外へ排出される仕組みになっています。つまり、床下が広々しているハイストロング工法は、のちのちダクトのメンテナンスを考えても相性が良いといえるのです。
床下収納のお問合せはgate×R+house春日井へ!
いかがでしたか?弊社では、実際にお住まいになられているお客様の家を見学していただけるイベントもございますので、床下収納も実際の使い方をご覧いただけます。
ご興味のある方は、ぜひ、お問合せください。
0120-277-556
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