長持ちする家とは?
地震に強い家
地震大国と言われる日本で、しかも30年以内に南海トラフ地震がくると言われる東海地方は、なおさら気になるポイントだと思います。
まずは、耐震強度について。
これは耐震等級で表す事ができ、1~3まであって「3」が一番強度が強い数字です。現在は新耐震基準と呼ばれていて、等級「1」は震度5強程度で軽微なひび割れ程度、震度6強~7で倒壊しない強度とされています。等級「2」は「1」の1.25倍、等級「3」は、等級「1」の1.5倍の強度となり、消防署や警察署など防災の拠点となる施設建物の強度です。
まずは、耐震強度について。
これは耐震等級で表す事ができ、1~3まであって「3」が一番強度が強い数字です。現在は新耐震基準と呼ばれていて、等級「1」は震度5強程度で軽微なひび割れ程度、震度6強~7で倒壊しない強度とされています。等級「2」は「1」の1.25倍、等級「3」は、等級「1」の1.5倍の強度となり、消防署や警察署など防災の拠点となる施設建物の強度です。
許容応力度計算(構造計算)
ではこの耐震等級「3」の家をつくるにはどうしたらよいのでしょうか?それは、構造計算です。しかも、壁の量だけを簡易に計算する壁量計算ではなく、建物にかかる固定荷重や積載荷重を考慮し、構造部材の内部に生じる抵抗力を計算する許容応力度計算が必要です。
現在は、まだこの許容応力度計算をしなくても2階建てを建てる事が可能なのですが、国の動きとして、2025年4月以降は、2階建て以下の木造建築物を建てる場合でも、この許容応力度計算の提出が必須となります。
現在は、まだこの許容応力度計算をしなくても2階建てを建てる事が可能なのですが、国の動きとして、2025年4月以降は、2階建て以下の木造建築物を建てる場合でも、この許容応力度計算の提出が必須となります。
基礎や地盤強度もお忘れなく
建物だけの強度が強くても、基礎や地盤が弱かったり、緩かったりしたら、建物は傾いてしまいます。また、地震だけでなくシロアリの侵入や水の侵入などのリスクもありますので、長持ちする家にするためには、基礎や地盤についても、しっかり確認することが必要です!