これからの住宅が目指すのは?
こんにちは。昨日、菅内閣総理大臣の所信表明演説にて2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、脱酸素社会の実現を目指す、と宣言されました。賢い家づくり勉強会でもお話ししていますが、低炭素を推進する国の住宅ロードマップでも、以下内容が示されています。
2020年 省エネ住宅の義務化
※基準への適合率の低さから義務化は延期され、 まず住宅性能の説明義務が2021年4月から開始。
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2030年 ゼロエネルギー住宅
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LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅
※住宅の建設時、運用時、廃棄時にできるだけの 省CO2に取り組み、太陽光発電などを利用した 再生可能エネルギーの創出により、一生涯での CO2収支をマイナスにする住宅
具体的に住宅のCO2を減らすには、住宅取り壊しを減らす、つまり、長持ちする家=耐久性の高い家を増やしていく必要があるんです。
そう考えると、一番身近な基準である省エネ基準をクリアしている、というのは当たり前になりますね。できれば省エネ基準より更に先を見越した性能を求めたいですね。