高性能な住宅って? Part 10
みなさんこんにちは。これまでお伝えしてきた[高性能な住宅って?]シリーズもいよいよ最終版です!うっかり途中から読んでしまった方は、是非もう一度Part1から熟読頂けると嬉しいです。
高性能住宅
さて、最終版は、最終版に相応しくハッキリと総まとめさせてください!『私が高性能住宅です!』ズバリ!!高性能住宅とは材料を集めてくっつける事ではないのです!!性能を発揮する正しい施工が重要なのです!!取り付けるだけで気密や断熱性能を発揮出来るのは、ガラスくらいです。そのガラスを支えているサッシでも玄関ドアでもただ取り付けるだけでは性能を発揮出来ないのです。大手だから良いだろう。有名だから良いだろう。地元で頑張っているから当然だろう…そうでは無いです!ちゃんと確認して納得して下さい。
でも、プロでもなければ建設業でも無いからどうやって確認して納得したら良いかわからない。そんな時に数値が必要なんです!しかも今の日本の基準より更に高い数値です!(改正省エネルギー基準)
①UA値は計算で熱損失を表してくれます。(熱損失)0.6以下
旧Q値とは違い、建物形状に計算数値は左右されません
②C値は実測で気密性能を表してくれます。(隙間の最小化)1.0以下
隙間の最小化は現地施工でしか叶えられません
③四号特例(建築基準法第6条の3)ではない構造計算書(計算強度)の存在
正しい強度の基礎の上に正しい強度の駆体が乗って初めて正確な強度が担保される
④高性能サッシ(熱損失の最小化)Low-E トリプルガラス以上
壁体内断熱以上に熱を奪われやすく金額と数値のバランスが解りにくく軽視しやすい
旧Q値とは違い、建物形状に計算数値は左右されません
②C値は実測で気密性能を表してくれます。(隙間の最小化)1.0以下
隙間の最小化は現地施工でしか叶えられません
③四号特例(建築基準法第6条の3)ではない構造計算書(計算強度)の存在
正しい強度の基礎の上に正しい強度の駆体が乗って初めて正確な強度が担保される
④高性能サッシ(熱損失の最小化)Low-E トリプルガラス以上
壁体内断熱以上に熱を奪われやすく金額と数値のバランスが解りにくく軽視しやすい
これらがあって初めて土壌の改良や強度、ZEH(ネットゼロエネルギー)の性能が発揮されます。この理解があってこそ、この性能があってこそ、この施工があってこそ、その住宅は、未来にも評価の高い性能の良い住宅になるのです。2020年、いよいよ省エネルギー基準の義務化ですが、この素案は2013年のもの。※義務化は先送りされています。更には2030年には今のZEH基準に性能を上げるという事らしいです。という事は!2020年からの基準の住宅を作っても、近い未来には【低性能住宅】の烙印を押されてしまうのです!!そう考えると、2030年にもしZEH基準になったとて!まだ住宅ローンも終わらないうちに更なる性能基準に変わる事と思われます!これ、想像の話より現実的な話に近いです。何故なら!この基準は、日本がCo2削減が目標に到達されておらず、カーボン排出量の定量化が急務だからなのです!
そう!!問題は日本だけのことでは無く世界であり地球の問題なのです!!
現状
未来ですから、基準義務化よりもっともっと以前に建てられた基準クリアされた住宅の中古市場は必ず変わって来ますね。おしまい。これまで掲載して来た 高性能な住宅って?いかがでしたか?Part 1から始まりPart10迄、読んで頂いてありがとうございました!このブログが未来に『こんな当たり前な事書いている』と笑われる世の中になっている事を楽しみに、今後も発信してまいります。最後まで読んで頂きありがとうございます!
そう!!問題は日本だけのことでは無く世界であり地球の問題なのです!!
現状
未来ですから、基準義務化よりもっともっと以前に建てられた基準クリアされた住宅の中古市場は必ず変わって来ますね。おしまい。これまで掲載して来た 高性能な住宅って?いかがでしたか?Part 1から始まりPart10迄、読んで頂いてありがとうございました!このブログが未来に『こんな当たり前な事書いている』と笑われる世の中になっている事を楽しみに、今後も発信してまいります。最後まで読んで頂きありがとうございます!
注意:この投稿は技術者、あるいはプロ建築家に向けたものではありません。