こんにちは。1年程前に、コロナウィルス対策に有効な換気経路について書いたブログ『換気でも対策できます!』を読み返していて、きちんと換気をしようと思うと、大前提として気密性が良くなければならないので今日は、気密性と換気の関係についてご紹介します!
第3種換気
下の絵は、第3種換気を使用している気密性の低い家を表しています。第3種換気とは、家の中に取入れる給気は自然換気で、家の中の空気を外に出す排気は機械で強制的に行う、換気の仕組みです。
外枠が点線なのは、家の所どころに隙間がある、つまり気密性能が低い状態を表しています。
気密が良い
気密が良ければ、機械で強制的に排気すると、部屋の汚れた空気が外に引っ張られて、自然と新鮮な空気が給気口から入ってくるはずです。
気密性能が低い
でも家の隙間が多い(=気密性能が低い)と、空気が引っ張られないので、汚れた空気が残る、というわけなんです。
例えば、穴のあいたストローでジュースを飲もうとしても、口までジュースが上がってこないのを想像していただくと、分かりやすいと思います^^
雨が続くと、窓を開けての換気が難しいですよね。気密性の良い家で、換気システムを上手く利用して快適な暮らしを実現しましょう!