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家づくりノウハウ
2023.03.30

用途地域について

住宅地イラスト
土地を選ぶ際の一つの目安「用途地域について」ご説明します!
R+house春日井より建築家住宅の情報を発信。「用途地域について」の詳細ページです。R+house春日井は名古屋市、春日井市の注文住宅を手掛けております。住まいづくりのご検討をしていましたらお気軽にお問い合わせください。

目次

こんにちは。
今日は、お客様からいただく質問の中から、『用途地域』について、説明したいと思います!

用途地域

家を建てる土地を探しているお客様は、土地情報の中に『用途地域』という欄に「1種低層」や「1種中高」などと書かれたのを見かけたことがあるのではないでしょうか。
これは、様々な用途の建物が無秩序に混在することを防ぐため、建築基準法第48条で定められたもので、住環境を保護する住居系地域と商・工などの利便性をよくする商業系地域、工業系地域を分けるための区分名称というわけです。全部で12の用途地域があります。
用途地域区分名称

第1種低層住居専用地域

低層住宅の良好な住環境を保護する地域

第2種低層住居専用地域

主に住宅の良好な住環境を保護する地域で、小規模な店舗などは認められる地域

第1種中高層住居専用地域

中高層住宅の専用地域で中高層住宅の良好な環境を保護する地域(小規模な店舗などは認められる)

第2種中高層住居専用地域

主に中高層の住宅の良好な住環境を保護する地域で、中規模な店舗など日常生活の利便性を認めた地域

第1種住居地域

大規模な店舗や事業所を制限し、住環境を保護した地域

第2種住居地域

店舗・事務所などと住宅の混在を認めた地域

準住居地域

自動車関連施設など沿道の業務の利便を図りながら、これと調和した住環境を保護した地域

近隣商業地域

近隣住宅地のための店舗・事務所などの利便性を図る地域

商業地域

都市の中心や地区の中心にある、商業・業務地などを対象にし、商業・業務の利便性を図る地域

準工業地域

中小の工場と住宅・店舗などが混在する地域

工業地域

おもに工業の利便性を増進し、その振興を図り、他の用途との混在を防ぐ地域

工業専用地域

積極的な工場の立地を進め、工業の利便性を増進する地域


このように、家が建てられる地域は?というと、住居系用途地域だけ、というわけではなく工業専用地域以外は、建築可能です。例えば、春日井市内の準工業地域には、勝川新町や美濃町、追進町、下条町あたりもそうですね。商業地域だと、角崎町、鳥居松町、高蔵寺方面では中央台などがあります。今挙げたどのエリアにも住宅はありますよね。まずは、家を建てた後の暮らしをイメージしていただく必要があると思います!家の近くにどんなお店があるとか、倉庫や工場がある等、しっかり確認しておかないと、住み始めてから騒音や臭い等、気になる事が出てきてしまうかもしれません。

用途地域を理解しておくと、土地を選ぶ際の一つの目安となりますので、ご参考いただけると嬉しいです!

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